エアバッグ特集


オートバイでの死亡事故の致命傷部分は、一番が頭部、続いて胸部・腹部になります。 実際に衝撃でバイクのハンドルに強打するだけでなく、転倒時、落下時点にある障害 物、アスファルトの路面や相手側車両への打撃で、ライダーは、大きなダメージを負 います。
ライダーの命を守るのはヘルメットだけでは不十分です。頭部と同じくらい上半身の 保護に真剣に向き合っていくことは、ライダーの義務だと考えます。
二輪車の死亡事故を減らすためには、適正規格のヘルメットを着用し、あご紐をしっ かり締めることと胸部・腹部を守るプロテクターを装着することがとても重要です。


業界最高水準の保護範囲
TECH-AIR® システムは、業界最高水準の保護範囲を有しており、肩、上腕部、胸 部、脇腹、背中と広範囲を保護します。通常プロテクターでは保護が難しい、脇腹、 鎖骨を含む首回りを保護します。特殊なガスを使用することで、一瞬で上半身をガ スの層で覆い、身体への衝撃を軽減する次世代プロテクターです。膨張時には無理 に関節を痛めることなく、肋骨や鎖骨部分などを支えることで怪我を負うリスクを 効果的に減少します。


TECH-AIR® システムは、業界最高 水準の保護範囲を有しており、肩、 上腕部、胸部、脇腹、背中と広範囲 を保護します。
通常プロテクターでは保護が難しい、 脇腹、鎖骨を含む首回りを保護します。 特殊なガスを使用することで、一瞬で 上半身をガスの層で覆い、身体への衝 撃を軽減する次世代プロテクターです。

障害物に衝突する前に上半身を保護するためのアルゴリズム(展開の方程式)の開 発には、MotoGP をはじめとするプロライダーの協力が欠かせませんでした。 プロライダーの転倒データは20 年に亘り蓄積され、適切なタイミングでエアバッ グを展開するアルゴリズムの開発に成功しました。世界中のライダーからのフィー ドバックによりこのアルゴリズムは今もなお進化し続けています。

TECH-AIR® は、2 種類の高機能センサーを搭載しており、1/1000 秒ごとに常に ライダーの動きを計測しています。事故、衝突、転倒時の一瞬のライダーの動きを 検知、瞬時にエアバッグは展開します。
TECH-AIR® システムのエアバッグが展開するためには、ジャイロセンサーと加速 度センサーが重要な役割を果たしています。ジャイロセンサーはライダーの傾きを 検知し、加速度センサーは速度や移動距離を計測します。例えば、カーブで深いバ ンク角で走行する際、ライダーは自然とバイクと共に傾きます。しかし、単に傾き が深いだけではエアバッグは展開しません。ジャイロセンサーと加速度センサーの データが、TECH-AIR® のアルゴリズムによって判断され特定の条件に一致した場 合にのみ、エアバッグが展開されます。このようにして、システムは不必要な展開 を防ぎつつ、事故の際には迅速にライダーを保護します。
研究を重ねて開発された独自のアルゴリズム、TECH-AIR® はライダーの安全を最 大限に確保する高精度なエアバッグシステムを実現しています。
バイクとの接続不要
TECH-AIR® は、エアバッグを展開させるために不 可欠なシステム・センサー・バッテリーがすべてエ アバッグに内蔵されているため、バイクやジャケッ トとの接続不要。また、ライダーと車体間での設定 も必要ありません。GPS など外部センサーに頼るこ となく機能し、あらゆる車両でご使用いただけます。

どんなジャケットとも
併せて使用可能
TECH-AIR®5、TECH-AIR®10 は、胸囲に約4cm の余裕があれば、どのブランドのジャケットやレ ーシングスーツとも組み合わせて使用できます。( TECH-AIR®RACE は専用のジャケットやスーツが 必要です)レザー、テキスタイル、ストリート、ア パレルなど、お好みのジャケットの下に装着し、安 全性を向上します。

選べる2 つのモード
専用スマートフォンアプリ(無料)を使用することで
簡単にモードの切替可能

レースモードは、サーキット走行向け のアルゴリズムを組み込んだモードで す。このモードはクローズドサーキッ ト用に設計されており、停車時にはエ アバッグが展開しません。また、低速 時にもエアバッグが展開しない場合が あります。このモードは、サーキット での高速走行や急な動きに対応するた めに最適化されています。
ストリートモードは、街乗りやツーリ ングに特化したアルゴリズムが組み込 まれており、交差点などで停車中に後 方から衝突された際にもエアバッグが 展開するように設計されています。こ のモードは、一般公道での安全性を最 大限に考慮しており、日常のライディ ングに最適です。